• こんにちは、プログラミングスクールJACです。

    マインクラフトの世界で、オリジナルの迷路やダンジョンを作る課題に取り組んでいます。
    しかし、ただ道を作るだけではありません。今回の重要なルールは、「完成したら、お友達にプレイしてもらうこと」です。

    子供たちにとって、これ以上のモチベーションはありません。
    「友達を驚かせたい」「楽しんでクリアしてほしい」という明確な目的があるため、普段以上に集中して画面に向かう姿が見られました。

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    「相手の視点に立つ」という学び
    人に遊んでもらうゲームを作るためには、プレイヤーの視点(ユーザー視点)を持つ必要があります。

    • 「ここに罠があったら面白いかな?」
    • 「道が複雑すぎると迷子になっちゃうかな?」
    • 「ヒント看板を立ててあげよう」

    このように、相手の反応を想像しながらプログラムを組む過程で、独りよがりではない「論理的思考力」や「想像力」が自然と育まれます。

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    基礎となるタイピング練習も、自分のアイデアを形にするための大切なステップとして、みんな一生懸命取り組んでいます。
    お互いの作品をプレイし合い、「すごい!」「ここが難しかった!」と感想を言い合う時間は、教室が一番盛り上がる瞬間です。

    「消費する側」から「創造する側」へ。子供たちの成長には毎回驚かされます。

  • こんにちは!プログラミングスクールJACです。

    教室の様子をお届けします。 この日は体調不良等でお休みのお友達が多く、いつもより少し人数が少ない日でした。
    しかし、教室の中は熱気でいっぱい! 参加してくれた生徒さんたちは、大人気の「マイクラッチ(マインクラフトを使ったプログラミング学習)」に取り組んでいました。

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    マイクラの世界で、ブロックをプログラムで動かしたり、建物を作ったり。
    「もっとこうしたい!」という気持ちが強いからか、みんなものすごい集中力です。
    難しいところに直面しても、先生のアドバイスを聞いてクリアできた時の、パッと輝く笑顔がとても印象的でした(写真の楽しそうな様子、伝わりますでしょうか?)。

    また、プログラミングと並行して、タイピングの基礎練習もしっかり行っています。ローマ字表を横に置いて確認する真剣な姿もありました。
    楽しみながら、着実に力をつけているみんなの姿が見られて嬉しいです。

     

    【保護者の皆様・生徒の皆さんへ】

    最近、急に寒くなったりと気温の変化が激しく、体調を崩しやすい時期ですね。今日お休みだった皆さんが、一日も早く元気になりますように。
    手洗い・うがい、そしてしっかり睡眠をとって、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
    次回、みんなの元気な笑顔が揃うのを楽しみに待っています!

  • こんにちは、プログラミングスクールJACです。先日のプログラミング教室の様子をお届けします。

    生徒たちが「タイピング練習」に熱心に取り組んでいました。
    プログラミングを学ぶ上で、自分の考えたコードをスムーズに入力できる「タイピングスキル」は非常に重要です。しかし、最初からキーボード配列を丸暗記するのは、子どもたちにとって退屈で大変な作業になりがちです。そこで、子どもたちが自然と夢中になれるようなゲーム性のあるタイピング教材を導入しています。

    📷 レッスンの様子 (Instagramからもご覧いただけます)
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    マインクラフトの親しみやすい画面で練習できるため、生徒たちは「クリアしたい!」という一心でキーボードに向かっています。
    少しずつレベルの上がる級制度となっていて、できた!という達成感が実感しやすくなっています。

    💡 JACの指導ポイント
    タイピングは、ただ速くキーを打てれば良いわけではありません。

    • ホームポジションの習得: 正しい指使いで打てているか

    • 特殊キーの使い方: Shiftキーや記号の入力方法(意外とつまずきやすいポイントです!)

    これらを講師が一人ひとりの手元を見ながら丁寧に指導しています。 「『?』はどうやって打つの?」といった質問にも、その場ですぐに対応し、正しい知識を定着させています。
    地道な練習ですが、ここで身につけたタッチタイピングの技術は、プログラミングだけでなく、将来のレポート作成や仕事など、あらゆる場面で役立つ「一生モノの武器」になります。

    プログラミングスクールJACでは、パソコンに初めて触れるお子様でも安心してスタートできるカリキュラムをご用意しています。 ご興味のある方は、ぜひ一度無料体験にお越しください。

  • 【2026年4月、小学生になる君へ】今から始める「GIGAスクール」準備!年長からのプログラミングが最適なワケ

    いよいよ来年、小学校に入学する年長さんのお子さまをお持ちの保護者の皆様。

    ランドセル選びや入学準備に忙しい時期かと思いますが、今の小学生の学習環境は、私たちが子どもの頃とは大きく変わっていることをご存知でしょうか?

    そう、**「GIGAスクール構想」**によって、小学校では1人1台のパソコンやタブレットを使った授業が当たり前になっています。

    「うちの子、まだパソコンに触ったこともないけど大丈夫かな...?」 「学校でちゃんと使えるようになるか心配...」

    そんな不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

    ご安心ください!実は、小学校入学前の**「年長さんの時期」**からプログラミング学習を始めることが、この新しい学習環境にスムーズに馴染むための、最適な準備となるのです。

    今回は、年長さんからのプログラミング学習が、小学校でのIT学習を成功させる鍵となる理由をご紹介します!


    1. 「ITは難しい」の苦手意識がなくなる!好奇心を持って学習スタート

    小学校で初めてパソコンやタブレットに触れるお子さまの中には、「難しそう」「壊しちゃいそう」といった苦手意識を持ってしまう子が少なからずいます。一度苦手意識を持ってしまうと、その後の学習にも影響が出てしまう可能性があります。

    しかし、年長さんのうちからプログラミングを通じてIT機器に触れていれば、どうでしょうか?

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    無料体験・個別相談はこちらのフォームから!!

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  • 「うちの子、兄弟で年齢が離れているんですが、一緒に通えますか?」 

    スクールをご検討中の保護者の皆様から、こうしたご質問をよくいただきます。 結論からお伝えすると、当スクールではご兄弟・ご姉妹でのご受講を大歓迎しています!

    もちろん、年齢差やそれぞれの個性に合わせた対応が可能です。 それ以上に、私たちは「兄弟姉"い"で通うこと」には、学力面でもご家庭にとっても、素晴らしい相乗効果があると考えています。

    今日は、その具体的なメリットと、安心して始めていただくための仕組みについてご紹介します。


    1. 二人で通う「3つの相乗効果」

    一人の「個」として学ぶだけでなく、二人で学ぶからこそ得られるものがあります。

    ① 家での「共通の話題」が生まれる

    これは、保護者の方から一番喜ばれるポイントかもしれません。 学校も学年も違うご兄弟が、家に帰ってから「今日プログラミングでやった〇〇、どうなった?」と、同じ目線で話せる"共通言語"ができるのです。

    一緒にゲームの攻略法を話すように、お互いの進捗を報告しあったり、難しいバグ(エラー)の「犯人さがし」で盛り上がったり。 リビングが、学びを共有する楽しい場所に変わります。

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    ② 「教え合い」で、二人の理解が深まる

    プログラミング学習において、「誰かに教える」ことは最高の復習になります。

    • お兄ちゃん・お姉ちゃんは: 弟や妹に教えようとすることで、「なんとなく」わかっていた知識が「完全に」自分のものになります。論理立てて説明する力が養われます。

    • 弟くん・妹さんは: 先生に質問するよりも気軽に、身近な"先輩"である兄・姉に聞くことができます。

    お互いが先生役であり生徒役であるこの関係性は、一人で学ぶよりも、はるかに深く、そして確実に知識を定着させてくれます。

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    ③ 保護者様の「送迎」が1回で済む!

    そして、これは保護者の皆様にとって非常に現実的なメリットです。 習い事の数だけ、送迎の負担は増えてしまいます。もしご兄弟が別々の日や時間に通うことになれば、その負担は2倍、3倍です。

    当スクールでは、ご兄弟が同じ時間帯のクラスで学べるよう柔軟に調整していますので、貴重なお時間を有効に活用いただけます。


    2. 「年齢差があっても大丈夫?」クラス分けの仕組み

    「5歳も離れているのに、同じクラスで大丈夫?」とご不安に思われるかもしれません。

    ご安心ください。当スクールのプログラミング教育は、学校のような一斉授業(先生が黒板で教え、全員が同じことをする)ではありません。

    **一人ひとりの進捗や興味に合わせた「個別最適化」**のカリキュラムが基本です。

    たとえ同じ教室にご兄弟が一緒にいても、

    • お兄ちゃんは、本格的なゲーム開発のコーディングに挑戦中...

    • 弟くんは、まずはマウス操作に慣れながら、ビジュアルプログラミングでキャラクターを動かす楽しさを体験中...

    ということが普通です。 それぞれの「今、やるべきこと」「今、やりたいこと」に集中できる環境ですので、年齢差はまったくハンデになりません。


    3. 気になる料金は?「兄弟割引プラン」のご案内

    当スクールでは、「ご家族で学びを応援してほしい」という思いから、ご兄弟・ご姉妹でご受講いただくご家庭をサポートするための**「兄弟割引」**をご用意しています。

    お二人目以降のお子様の月謝が割引となる、経済的にも続けやすいプランです。 (※詳しい割引率や適用条件については、お気軽にお問い合わせください)


    まとめ

    ご兄弟で一緒に通うことは、「送迎がラク」という現実的なメリットだけでなく、ご家庭でのコミュニケーションを豊かにし、学びの質を格段に高める「投資」でもあります。

    ぜひ、この機会に「二人で一緒に学ぶ」という新しい体験をスタートさせてみませんか? 体験会も、ぜひご兄弟そろってご参加ください!

  • 「AI」が急速に進化し、私たちの生活や仕事に欠かせないものとなりつつあります。
    プログラミング教室JACでは、これからの時代を生きる子どもたちにとって必須のスキルとなる「AIを主体的に使いこなす力」を育む授業にも力を入れています。


    自分の「アイデア」をAIに伝える思考力

    例えば、今話題の「画像生成AI」を使った授業。 子どもたちは「こんな絵を描いてほしい!」という自分のユニークなアイデアを、「プロンプト」と呼ばれる"AIへの指示文"にして伝えます。
    「どういう言葉を選べば、AIは自分のイメージ通りに動いてくれるんだろう?」 「もっと面白くするには、どう指示を変えればいい?」
    この試行錯誤こそが、まさにプログラミング的思考。 自分の頭の中にあるイメージを整理し、正確な言葉で伝える「論理的思考力」「言語化能力」を、楽しみながら自然と鍛えていきます。

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    AIを「道具」として使いこなす創造力

    AIは、魔法の杖ではありません。AIに指示を出す「人間」のアイデアや発想が、何よりも大切です。
    授業では、AIを「すごいもの」としてただ使うだけでなく、「自分のアイデアを実現するための便利な道具」として使いこなす方法を学びます。AIの力を借りて、自分の「好き」や「ワクワク」を形にする「創造力」を養います。

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    プログラミングの基礎はもちろん、AIのような最新技術とどう向き合い、どう活用していくか。 JACでは、「学ぶって楽しい!」という好奇心を原動力に、変化の激しい未来社会を「主体的に生き抜く力」を育てます。

    ご興味のある方は、ぜひ教室での様子や体験授業ぜひお越しください。
    随時受け付けております。お気軽にお問合せください!

  • 急速に進化するAI技術が、私たちの生活や仕事に欠かせないものとなりつつあります。
    プログラミング教室JACでは、この新しい時代に対応できる人材を育成するため、カリキュラムに「AI活用学習」を新たに取り入れました。

    AIに「指示」を出すミッションに挑戦!

    JACのAI活用学習では、主にGoogleのAI「Gemini」を使用します。
    子どもたちはまず、「お手本の画像」を見て、その画像をAIに生成させるためには「どのような指示(プロンプト)を出せばよいか」を自分自身で考えます。
    例えば、「氷の上に乗ったバナナ」や「カラフルなお菓子の家」といったお手本。 ただ「バナナ」と入力するだけでは、お手本通りの画像は出てきません。

    「バナナはどんな状態か?」
    「どこに置かれているか?」
    「背景はどんな様子か?」

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    子どもたちは画像を注意深く観察し、AIに伝わる言葉を選び抜き、試行錯誤を繰り返します。

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    「未来を生き抜く力」を育む

    このAIミッションを通じて、子どもたちは単にAIの使い方を学ぶだけではありません。

    1.観察力・分析力
    お手本とAIの生成結果の違いを見比べ、細部まで正確に捉える力が養われます。
    2.言語化能力 自分がイメージしたものを、AIに(=相手に)正確に伝わる言葉で表現する力が鍛えられます。
    3.論理的思考 「この指示(原因)が、この結果を生んだ」という因果関係を考え、改善を重ねるプロセスは、プログラミング的思考そのものです。
    4.AIリテラシー AIの特性や得意・不得意を肌で感じ、「道具」として使いこなすための基礎的な感覚を身につけます。


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    これからの社会では、AIに「使われる」のではなく、AIを「使いこなす」側になることが重要です。
    JACでは、プログラミング学習で培う論理的思考力と合わせ、このAI活用学習を通じて、子どもたちがAIを良きパートナーとして未来を切り拓いていけるようサポートしてまいります。

    ご興味のある方は、ぜひ教室での様子や体験授業ぜひお越しください。
    随時受け付けております。お気軽にお問合せください!

  • 子どもがプログラミングをしている姿を見て、「またエラーが出てる!」「なんで動かないの?」と困っているのを見かけることがあるかもしれません。でも、実はその「困った」という瞬間こそ、子どもたちの頭の中では、将来に役立つ大切な力がぐんぐん育っているんです。

    プログラミング学習の核心は、実はこの「問題解決」のプロセスにあります。まるで探偵が事件を解決するように、一つ一つの問題を乗り越えていく。そのプロセスを、今回は3つのステップでご紹介しましょう。

    ステップ1:「あれ?なんか変だぞ?」問題を特定する力

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    「作ったゲームが動かない!」「キャラクターが変な動きをする!」 プログラミングでは、こんな場面によく出会います。最初のステップは、まさにこの「あれ?」という感覚から始まります。

    「動かない」と言っても、何がどう動かないのか? キャラクターが壁をすり抜けるのか、ボタンを押しても反応がないのか、はたまた画面が真っ白なのか...

    ここでの学びは、「漠然とした『困った』を、具体的な『これがおかしい』に分解する力」です。 「問題はどこにあるんだろう?」と、自分の書いたコードを一つ一つ丁寧に見ていきます。この「細部に目を向ける集中力」は、どんな学習や仕事でも非常に役立つ基礎力となります。

    ステップ2:「もしかして、こうかな?」仮説を立てる力

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    問題の場所が特定できたら、次はその原因を考えます。 「キャラクターが壁をすり抜けるのは、壁を『障害物』として認識する命令を忘れたからかな?」 「ボタンが反応しないのは、ボタンを押したときの命令が間違っているのかも?」

    このように、「きっとこれが原因だ!」という推測を立てるのが、仮説を立てるステップです。 これは、まるで科学者が実験の前に「こうなるはずだ」と予測するのと同じです。 過去の経験や知識をフル活用して、頭の中で「こうすれば動くはず」というイメージを組み立てます。この想像力が、子どもの発想力を豊かにしていきます。

    ステップ3:「よし、やってみよう!」実行と検証の力

    仮説を立てたら、いよいよそれを試してみる番です。 「壁にぶつかったら止まる」という命令を書き加えて、もう一度プログラムを動かしてみます。

    もし思った通りに動けば、「やったー!」という達成感とともに、その「仮説が正しかった」という確信が得られます。 もしそれでも動かなければ、「あれ?まだダメか...じゃあ別の原因を考えよう!」と、再びステップ1に戻り、新しい仮説を立てて挑戦します。

    この「やってみる勇気」と「結果を見て判断する冷静さ」は、まさにPDCAサイクル(計画→実行→評価→改善)の基礎。失敗を恐れずに何度も挑戦し、その都度学びを深めていく、これこそがプログラグラミングが教えてくれる最大の財産です。

    日常でも学校でも役立つ「問題解決力」

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    プログラミングで培われるこの3ステップの「問題解決能力」は、決して画面の中だけの話ではありません。

    • 日常生活で:「あれ?おもちゃが壊れた。どこが変かな?」「もしかして、ここが外れたのかも!」「じゃあ、こうやって直してみよう!」

    • 学校の算数で:「この問題、答えが出ないな。どこで間違ったんだろう?」「もしかして、計算の順番かな?」「もう一度、一つずつ確認してみよう!」

    このように、身の回りのあらゆる「なんで?」「どうすればいい?」という疑問や課題に対して、論理的に考え、試行錯誤しながら答えを導き出す力が、自然と身についていくのです。

    エラーが出て「なんで動かないの?」と困っている子どもを見ても、すぐに答えを教える必要はありません。 「どこがおかしいと思う?」「どうしたら動くかな?」と、問いかけてみてください。 その一言が、子どもたちの「問題解決能力」をさらに伸ばすきっかけになるはずですよ。

  • 子どもの習い事を考えるとき、多くのお父さんやお母さんが頭を悩ませるのが「学習塾」と「プログラミングスクール」の優先順位ではないでしょうか?

    どちらも子どもの未来にとって大切な学びの場ですが、その性質は大きく異なります。一体、どちらから始めるのが良いのでしょうか。

    知識を「もらう」塾と、知識を「生み出す」プログラミング

    学習塾とプログラミングスクール。この二つを端的に表すなら、

    学習塾は「知識をインプットする場」。 学校の授業内容の補強や、受験対策として、必要な知識や解法を効率的に教えてもらう場所です。先生から与えられた情報を正確に理解し、記憶し、アウトプットする力が求められます。

    それに対して、

    プログラミングスクールは「知識をアウトプットし、試行錯誤する場」。 「これを作りたい!」という自分のアイデアを形にするために、どうすればいいか考え、手を動かし、何度も失敗しながら、解決策を見つけていく場所です。まるで、自分の頭の中にある漠然としたイメージを、具体的な「動き」に変えていく作業ですね。

    どちらか一方が優れている、という話ではありません。どちらも子どもたちの成長に不可欠な力ですが、その役割は大きく異なるのです。

    幼い感性には「生み出す楽しさ」が響く

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    特に低学年のうちは、まず「考える力」や「生み出す楽しさ」を優先するメリットは大きいと私は考えます。

    なぜなら、この時期の子どもたちは、まだ「なぜ学ぶのか」という問いの答えを見つけにくいからです。机に向かって知識を詰め込むだけでは、飽きてしまったり、勉強そのものに苦手意識を持ってしまったりするリスクもあります。

    プログラミングは、自分が思い描いたことが実際に目の前で動く、という直接的な達成感があります。 「こうしたら、こうなった!」という試行錯誤の過程は、子どもにとって最高の遊びであり、学びです。 遊びを通して「論理的に考える力」「問題解決能力」「創造性」が自然と育まれます。

    この「自分で生み出す楽しさ」を先に体験することで、子どもは「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という内発的な学びへの意欲を掻き立てられます。 これは、将来、塾で知識をインプットする際にも、「何のためにこの知識が必要なのか」という目的意識を持つことにつながり、学習効果を何倍にも高めてくれるはずです。

    塾とプログラミングの「相乗効果」を狙う

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    もちろん、最終的には両方をバランス良く取り入れるのが理想です。

    プログラミングで培った「論理的思考力」や「問題解決能力」は、学校の算数や理科、はたまた国語の読解力にも良い影響を与えます。複雑な問題を分解して考えたり、筋道を立てて説明したりする力は、あらゆる学習の土台となるからです。

    そして、塾で得た「知識」は、プログラミングで「こんなものを作ってみたい」と思ったときに、そのアイデアをより豊かに、より深くするための引き出しとなります。

    最適な始め時は「子どもの興味」と「成長段階」で

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  • プログラミングって、不思議な活動だと思いませんか?

    学校や社会では「ちょっと扱いにくい」と思われがちな個性、例えば「こだわりが強すぎるところ」や「集団行動が苦手なマイペースさ」が、なぜかプログラミングの世界では「才能」として輝き出すんです。

    これは一体、どういう仕組みなのでしょうか。

    「完璧」じゃなきゃイヤ。そのこだわりがバグを見つける

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    まず、「こだわりが強い」子。 彼らは、ルールやパターンを見つけるのが得意です。そして一度ハマると、とことん突き詰める力を持っています。

    普通の生活では、その「完璧主義」が他人を疲れさせてしまうこともあるかもしれません。

    でも、プログラミングの相手はコンピュータです。 コンピュータは、ルールを1ミリも曲げてくれません。カンマが1つ足りないだけで、ピクリとも動いてくれない、本当に「融通のきかない」相手です。

    「こだわりが強い」子にとって、この「厳格なルールがある世界」は、実はとても居心地が良いんです。「あいまいさ」がなく、守るべきルールがはっきりしているから。

    普通の子なら「面倒くさい」と投げ出してしまうような、地道なバグ探し(間違い探し)も、彼らにとっては「答えが必ずあるパズル」や「宝探し」のようなもの。 その強いこだわりと探求心は、プログラミングにおいて最強の武器になります。

    自分の世界で、じっくり納得いくまで

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    次に「マイペース」な子。 プログラミングは、本質的に「個人の世界」で行う作業です。

    スポーツのように、他人の動きに瞬時に反応したり、議論のように、相手のペースに合わせたりする必要がありません。

    PCは、私たちが何百回失敗しても、決して怒ったり、呆れたりしません。 「あ、また間違えた」「こっちの方法はどうだろう?」 そんな試行錯誤を、自分の気が済むまで、自分のリズムでじっくりと繰り返せる。

    この「誰にも邪魔されない、心理的に安全な環境」が、マイペースな子の集中力を極限まで高めます。自分の世界で深く潜っていく感覚は、彼らにとって何よりの喜びでしょう。

    「もしこうなら、こうなる」――世界を論理で理解する力

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    そして、もう一つ。 ASD(自閉スペクトラム症)の傾向がある子にも見られる、「システム思考」という強みです。

    これは、物事を「原因と結果」「IF(もしこうなら)THEN(こうなる)」という法則性で理解し、順序立てて考える力のこと。

    彼らの頭の中は、常にこの論理的な思考が動いています。 プログラミングは、まさにその思考プロセスそのものです。

    「もしスペースキーが押されたら、キャラクターをジャンプさせる」 「もしスコアが100点になったら、クリアの音楽を鳴らす」

    自分の頭の中にある論理的な組み立てが、そのまま画面上の「動き」として表現できる。 彼らにとってプログラミングとは、外国語を学ぶのではなく、生まれつき話せる「母国語」に出会うようなものなのかもしれません。

    「自分」を変えなくていい場所

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    結局のところ、プログラミングが彼らの才能を伸ばすのは、「自分を変える」必要がないからだと思います。

    社会では「細かすぎる」と短所と見られる部分が、ここでは「緻密で正確だ」という長所になる。 「マイペース」は「深く集中できる」に、「論理的すぎる」は「システムを構築できる」に変わる。

    自分の「得意」なやり方で没頭していたら、それが「好き」になり、結果としてすごいものが作れてしまう。

    プログラミングとは、彼らにとって、そんな「好き」と「得意」が完璧に噛み合う、最高の遊び場であり、学びの場なんですね。